2006年06月15日

ブレイブ・ストーリー

ブレイブストーリーを読みました。
難解な数学の本のせいで、耳から煙が出そうなしゅんすけにとっては
いい息抜きになったかな。こういうファンタジーなお話しは
某ハリー・ポッター以来だったけど、なかなか楽しめた。
映画化されるそうで、その辺の意識もありつつ読んだけど、
映画も楽しみになってきました。って、たぶん観に行かなくて
DVDになったらレンタルして、さきこには内緒でこっそり
観るんだろうけど。
(未だにしゅんすけがアニメなぞ観ていると、「あ〜ぁ〜」みたいな
呆れ顔のさきこなんだけど、この前宮崎アニメの「風の谷のナウシカ」を
全編一緒に観たら、たいそうお気に召され、DVD買って良し、
単行本買って良しの「みことのり」を賜った)

さて、ストーリー的には、その単純明快さが良かった。
明確な目的に向かって、主人公が悩みながら、戦いながら
到達していく過程で精神的に成長していき、その目的の
本当の意味を知る・・・う〜ん、なんかよくある話しだ。
でも、なんだろうね、この新鮮さ。
某ハリー・ポッターのように、複雑なプロットから
謎解きが進行することがなくて、どこまでも演繹的に楽しめる。
こういう単純明快さは、アニメ化しても、作品のレベルが損なわれなくて
いいよね。某ハリー・ポッターなんか・・・(以下略)
面白いのは、ファンタジーの世界観を最初から創り出すことはせず、
もう開き直っちゃって、ドラクエとか定番のファンタジーゲームから
世界観を借りてきちゃってること。
主人公は、作品中のいわゆる「現世」で、
ファンタジーゲームの発売を今や遅しと待ち望む小学生なんだけど、
そのゲームと全く同じ世界観ではないにしても、主人公が訪れる「幻界」は
よくあるゲームの世界に近いようで読者に「ああ、あんな感じか」と
思わせるのに、成功している。要はよくあるゲームの世界のような世界。
あえて世界観を構築して、言葉多く説明するよりも
遥かにいい方法だと思った。

春に映画を観た「ナルニア国物語」もそうだけど、
「あっちの世界」と「こっちの世界」を行き来するファンタジーって、
どちらの世界も充分描き切らないと、不完全燃焼なんだよね。
「ナルニア〜」では、ナルニア国(あっちの世界)は、現実世界に全然影響してなくて
独立した世界が並立する格好だけど、ブレイブストーリーでは、
「幻界」は「現世」と密接に関連し合ってるわけで、
あっちに行く前と戻ってきた後のこっちの世界の変わり方は、
充分説明してくれた方が良かったかな。
あっちに行く前の部分はかなりのページ数だったけど、戻ってきた後の部分は
全体からすればかなり少なかった。
あっちの世界で頑張ったことがこっちの世界でオザナリに表現されてたら、
主人公のあっちの世界での苦労はなんだったの?ってな感じになるわけで。
ま、いいか、それなりに面白かったから。

爽快で切なくて哀しくてカッコいいお話しです。
あ、そうだ、ハリー・ポッター読まにゃ。
posted by しゅんすけ at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/19285792

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。