2006年07月24日

チンクのココロ温まる風景。

チンクに乗っていると、車体が小さいから周囲からよく見られたりします。
単にエンジンの音がうるさいだけかもしれないけど、
チンクを見つけてくれる人の3分の1は、
「あ、ルパンのクルマだ」と思ってくれている様子で、
カップルで歩いていると、隣の女性に「ほら、アレ」みたいな素振りで
しばらくこの二人はチンク談義で盛り上がるのかなーなどと
ちょっと微笑ましくもあって、なんかウレシイ。
んで、残り3分の1は、なんだこの小さいクルマは?と
疑惑の眼差しを投げかけてくるもの。
一部敵意すら感じるんだけど、ま、興味を持ってくれるのは、
やはりウレシイもので、あまり過激な運転をしないで、ゆっくる通りすぎる。
ゆっくり過ぎると更に敵意が増す場合も、高速道路上ではままあるけどね。
子供なんかも「なんだ?あのクルマは」的な眼差しだけど、
どうも彼らにとってチンクは、「クルマの子供」のような存在らしくて
(チンクが成長すると、普通のクルマになる?)
同じ子供として親近感を感じてるみたい。
一度「赤ちゃんクルマー!」とか叫ばれた時にゃ、嬉しさ半分、恥ずかしさ半分でした。

んで、最後の3分の1は、明らかにチンクと分かってくれる方。
しゅんすけがそうであったように、一部の3、40歳代の男性にとってチンクは、
「いつか乗りたいクルマのひとつ」であるとしゅんすけは勝手に思ってて、
(別に金銭的に敷居が高いクルマじゃないけど、覚悟があれば誰でも乗れる)
そういう人たちの好意的な反応が、しゅんすけにはとても嬉しかったりする。

ある時は、バイクに釣竿やクーラーバッグを満載したおじさんが、
しばらくしゅんすけの後を付いてきていて、後方からじろじろ見ていたんだけど、
信号待ちの時に、チンクの横につけて、
「これフィアットだろ?高いの?」とか聞いてきたんだよね。
「いや、そんなに高くないっすよ」とか答えて、信号が青になったので、
走り去っていったけど、道路上でまさか話しかけられると思ってなかったので
ちょっと驚きました。
同じように、渋滞中の道で、コンビニに横付けして買い物した帰りに
トロトロ進む渋滞の中のカーステじゃんじゃか鳴らしている1台の助手席から
強面の兄ちゃんが顔を出して
「これ、チンク?いくらすんのよ?」と聞いてきたこともあるし、
(みんなお金のことが気になるようで)
西湘バイパスを走ってたら、後ろから来たバイクツーリングの集団に囲まれて、
追い抜きざまに親指をぐっと突き上げるサインを貰ったこともある。

逆に若者にはほとんど馴染みのないクルマのようで、
コンビニの駐車場に駐めてたら、コンビニにたむろする若者が寄ってきて、
「これ、なんてクルマなんすかー」と聞かれた時にゃ、オ○ジ狩りかと思った。
「え?ビアット?フィ?フィアットっての?・・・ふーん」てな感じで
去っていきました。狩られませんでした。
彼らはチンクの存在を知らないんだろうな。
もちろん、ルパンV世の映画の再放送なんか見ちゃいないんだろうけどね。

そりゃもちろん、路上では決して早いクルマじゃないので、
後続車に迷惑をかけることもあるんだけど、
やっぱこういう出会いみたいのがあると嬉しくて、
なかなかチンクを辞められない状態です。
実際、しゅんすけのクルマ歴の中では、もっとも長く愛用しているクルマだからね。
(インプレッサだって、あれだけいろんな思い出があっても、
4年程度で飽きが来ちゃったからな)

さて、先日の土曜日にこんなことがありました。
しゅんすけは休日出勤で、会社に向けてチンクで都内を走っていました。
品川の駅前で信号待ちをしていたところ、クラクションの音がするので見回すと、
左隣の車線にタクシーが信号待ちで止まっており、
運転席側の窓を開けて、しゅんすけに合図を送っていたようでした。
しゅんすけが目をやると、そのタクシーの運ちゃんは、
持っていた何かをしゅんすけに差し出すのです。
路上で他人から何か貰うなんて、そうあることじゃないので、
警戒してたんだけど、彼が持ってたモノってのが、
チンクのミニカー(カー消しゴム)だったんだよね。
差し出されたしゅんすけの手の上にちょんと置いてくれました。
「いいんですか?!」と問いかけるしゅんすけに、
口の端を不器用に曲げて、運ちゃんは無言のまま、走り去っていきました。
お礼も言えないあっという間の出来事でした。
ミニカーの裏側には、「コカコーラ」の文字があったので、
昔コーラの景品かなんかで付いていたモノなんだろうね。
それにしたって、最近のモノではないわけで、
この運ちゃん、いつから持ってたんだ?と思うにつけ、
そんな昔の景品を、しかも自分のタクシーに常時乗せてあるくらいチンク好きにも
拘わらず、しゅんすけにポンとくれたことに、驚いたものでした。

ミニカーは青紫色の車体で、車内にグリーンのジャケットと黄色いネクタイをした人形が
乗ってるという精巧ぶり。これは、絶対ルパンV世。
これから仕事だという気持ちの沈んだしゅんすけの気持ちを明るくしてくれた出来事でした。
早速しゅんすけの自宅のチンク・コレクションに追加。
しゅんすけの僅かなコレクションの中で、もっとも小さいチンクになりました。

こういう出来事があると、運転しててもとても楽しくて、
なかなかチンクを辞められません。
これから夏場は、チンクにとって受難の季節。
暑いとエンジンの回転も悪くなって、パワーが出ないし、
渋滞に巻き込まれる前に、クールダウンをしてあげる必要があるけど、
夜は復活したかのようなキビキビした走りを見せてくれます。
しゅんすけも暑さに負けず、楽しくも、いつ故障するか分からないスリリングな
チンクとの付き合いを続けようと思ったのでした。
ちなみに、車体の両サイドの窓に付いている小さな三角窓は、
今までちょっとだけ開けるようにしてたんだけど、
テレビで、初代カローラが三角窓をぐいっと押し出しているのを見て、
おおー三角窓は実はこういう風に使うのかと合点がいき、試したところ、
いや、エアコンかっちゅうくらい風を呼び込むことができる秀逸な設備だと判明。
暑い夏の日のドライブもこれで安心・・・って使い方が分かるの遅すぎって感じ。
posted by しゅんすけ at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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