2006年12月30日

うたた寝椅子で見た夢

時は年末、しゅんすけの会社は昨日で最終日だったんだけど、
しゅんすけは午前中に片づく用事があって何となく出勤した。
会社には他にも残務があって出勤した人もいて、あまり普段と変わらない風景。
用事が片付いたので、そのまま帰宅せず、
午後はポカポカ陽光の差し込むエクセシオールカフェでコーヒーなぞ
飲んでいたんだけど、そのままちょっとうたた寝をしてしまった。
まどろみの中で聞こえてきた声の主は営業部長さんで
どうも隣の席で、旧知の取引先だろうか、年末の挨拶も兼ねてコーヒーを飲んでいて、
会社の人が近くにいるのにこんなトコでうたた寝してんのは大変マズイんだよなと思って、
とくかく自然な風を装って目を覚まし、冷めきったメイプル・ラテをぐびっと飲んだら
おお、あおきくん、この人、前の会社でお世話になった人で・・・などと紹介され、
しゅんすけも実はまだ完全に頭がすっきりしてたわけじゃなかったけど、
紹介すると言われたので、名刺を渡そうと名刺入れを探そうとしたら、
営業部長さんの方がそれを察知して、
「いや、そういうわけじゃないから・・・」などと制する。
そういうわけじゃないのに紹介するとはこれ如何に?そもそもそういうわけって、
どういうわけよ?と釈然とせずに営業部長と一緒に店を出て、
会社に戻る道を歩いた。

それにしても、休暇中とは言え、午後の会社をサボっちゃったのはマズかったな、
ウルサい常務が終日外出で助かった。
とにかくなんかいい言い訳を考えとかないと
しゅんすけの上司に会わせる顔がないななどと思いつつ会社に戻ってみると
社内の雰囲気がちょっと違う。
なんだか慌ただしい。

「こりゃ、なんかあったな」と思い、パソコンを立ち上げると
どうも会社のシステムが悪意のユーザーに不正にアクセスされ
荒らされてるよう。
会社のサーバには、社員の分身となった住人が住まうヴァーチャルの世界がるんだけど
どうもそのヴァーチャル世界の住人になりすまして侵入した様子で、
自身を巨大なドラゴンにデザインしてサーバ内を暴れてるよう。
早速しゅんすけも自分のヴァーチャル・キャラクターを起動させて、
サーバ内の仮想世界にアクセスしてみる。
すると、自身がまるでホントにヴァーチャル世界に入り込んだかのように
周囲の風景が一変する。
ヴァーチャル映像で、まるでそこにいるかのように
世界を体感できるシステムなのだ。

自分の姿は、白い毛むくじゃらの生物になった。
RPGの世界で言えば、いかにも経験値が低そうな風貌。
そりゃそうだ、しゅんすけは去年入社したんだから。
社内の経験や評価が、直接反映するから、しゅんすけの姿はまだこんなだけど、
古株の社員はやはりそれなりに強そうな風貌で
今まさにドラゴンが火を噴いたその場所から素早く身を翻した騎士の姿をしたのが、
システム部の部長さんで、会社創設時からいるけど、
確かしゅんすけよりも1コか2コ年下じゃなかったっけ?
さすが、社歴の長い彼は騎士の風貌。
まだまだ経験不足なしゅんすけは、毛むくじゃら生物か・・・ってか、そんな場合じゃないのだ。
とにかく、このドラゴンの風貌をした不正アクセス者を排除しなければ。
このサーバ内のヴァーチャルエリアに侵入したのであれば、
その対応は武器を駆使してドラゴンをやっつけるしかない。
ドラゴンに立ち向かう騎士も、長い剣を振り回していた。

しゅんすけは一旦ログアウトして、社内の店舗エリアにあるゲーム機コーナーへ向かった。
ここには、箱庭の中にいる自分や敵を人形に見立てて直接操作できる機械が置いてあって
普段は一般のお客さんが使うんだけど、既に年内の営業を終了してるから、
一般のお客はいない。
効果的にドラゴンをやっつけるなら、社内のパソコンよりもゲーム機を操作した方がいい。
案の定、ゲーム機の周りには社員が集まっていた。
その中心で、まるでゲームの達人のように荒々しくコントローラーを操作しているのは、
システム部長ではなかった。
別の部署の部長さんが、ゲーセンのアーケードゲーム機のように
ボタンを叩くようにバシバシ押し、コントロールレバーを振り回すように
荒々しく前後左右に激しく動かしている。
それに合わせて箱庭の中の人形が移動する。
箱庭の中にはドラゴンの人形もいて、動きこそ緩慢だけど
こちらの動きを的確に察知して首を回して火を噴いた。
あ!危ない!危ういところで、こちら側の人形がドラゴンの火をかわした。
どうも形勢は良くないようだ。

さっきまで戦っていたシステム部長の騎士はどうしたんだろう。
しゅんすけが見回して見つけたシステム部長はゲーム機の周りの人垣を離れ、
奥の柱にもたれていた。少し疲れたようなその姿から察するに、
しゅんすけがログアウトしてここに来るまでの間に
ドラゴンにやられてキャラクターが死んでしまったのだろう。
部長レベルのキャラでさえ太刀打ちできないとは、この不正アクセス者は相当の強者だ。
いや、感心してる場合じゃない。
この年の瀬の忙しい時に、こんなトラブルが発生するとは。
しかも、間の悪いことに、常務は終日出張だった。
さっきまでこれ幸いと思ってたそのことが、今は非常に不安材料だった。

「ちょっとマズいことになりましたね」
しゅんすけは労いなんだか状況確認なんだか分からない声をシステム部長にかける。
マズいことは百も承知で、だからこんなことになってるわけで、
こんな言葉をかけられてもどう答えていいか困るだろ、ホントしゅんすけは
気が利かないなまったく・・・。
案の定システム部長はしばらく黙ってたんだけど
やっと口を開いて
「あおきさんにも出てもらうかも知れないよ」と言う。
おいおい、しゅんすけのキャラは、まだあんな得体の知れない毛むくじゃら生物ですよ?
迷惑かけることはあっても、あのドラゴンを倒せるとは全然思えないんだけど・・・と
思いつつ、こういう無理難題がいつもしゅんすけには降ってくるんだよなー、
とにかくこの前入社した二人の後輩にも出ばってもらうしかないかとゲンナリしつつ、
ため息をついたところで目が覚めた。

最初自分がエクセシオールカフェでうたた寝してたことを思い出せなかった。
いや、絶対あり得ない設定だったけど、
妙にリアルだった。
まさか会社事業転換して、ゲーム事業に乗り出すわけないし、
箱庭の人形が自分の操作でリアルに戦うというアナログでいて、かつデジタルというか
ヴァーチャルな感じのゲーム機なんて、あまりにもダサい感じがして
実現するとは思えない。
100%夢な話しなんだけど、登場人物も映像も妙にリアリティがあって、
気になった夢なのでした。
気が付くと、さっきまで電子辞書を片手に調べ物と格闘してた隣のおじさんも
首を折ってうたた寝してた。
posted by しゅんすけ at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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